自分の生きづらさの根底に「普通でなければならない」「自分は普通じゃない」ということがあると思う。
なぜか子供の頃から警察に追われる犯人かのように「目立っちゃいけない」という意識があった。
声に出した内容に、思ったような反応が返ってこないと、間違ったなと思う。
個性的な人をみると、規律を正されるイメージがわく。
そこらへんの地べたに座ることや裸足で歩くことにもものすごい抵抗感がある。
それはそのうちその欲望を消失させるように思う。
子供の頃、団地の公共ゾーンの壁に落書きをして、母親が掃除する横にずっと立たされた記憶が、「普通であれ」と反芻する。
「普通であれ」は、いつしか自分の中で「平凡であれ」に変わったようにも思う。
他者に埋もれていたい願望が強い。
仕事で評価されると、評価を落とすように手を抜く癖がある。
人から好かれると、その人の評価が怖くて距離を取ってしまう。
何者でもないものになるべき
自由になりたいと思うのは、多分、仕事を辞めたいとか、人生辞めたいとかと言う前に、自分を縛る自分から自由になりたいのかなと思う。